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中村町の紹介

  • 2011-04-08 (金) 9:20
地域の中心市街地

中村町駅

 中村町には、多可町役場、文化会館(ベルディーホール)の公共拠点施設、なかしん、けんしん、JAの金融機関、日本郵便会社があります。今は空店舗が目につきますが、商店が軒を連ね、のこぎり屋根の織物工場も多くありました。20年前まで走っていた国鉄鍛冶屋線の中村町駅もありました。もっと遡ると郡役所、登記所もありました。いつの時代も中町(今で多可町)の中心市街として栄えてきました。
歴代庄屋・区長名簿
 兵庫県の地図を広げるとほぼどまんなかに旧中町(現在多可町)が位置し、そのどまんなかに中村町があります。
 村と町のつく集落名が不思議がられますが、中町は大正12年に町制をしく前は中村でした。同じ集落名では混同するので村の後に町をつけたと聞いています。
 歴代庄屋・区長名簿から時代を遡れます。
 名簿上の最初の庄屋は江戸時代貞享年間(1673~1687)の南畝又左右衛門さんです。貞享といえば元禄の前で徳川吉宗八代将軍の時代です。
 集落の長を区長と呼称するようになったのは明治38年4月就任の松本光太郎さんからです。現在の区長は30代目になります。通期では49代目です。
中村町コミュニティーセンター TEL0795-32-4004 
田舎の大規模集落
 中村町は、400世帯、1,220人の中村町。多可町の62集落では一番大きな規模です。ちなみに300世帯以上は他に3集落あります。
 中村町には一世帯のみの苗字が多く、逆に大きな氏族のグループはありません。一番多いのが真(眞)鍋姓で10数世帯です。周りの集落からの移動、周囲の地域からの転入者が多かったことが窺えます。
 はるか昔には、竹藪を開き、町営住宅を積極的に導入、また国策に沿って旧雇用促進住宅2棟を受け入れ、人口増加による地域振興を図っています。
集落自治
 集落役員は20人、任期は2年。役員会は、総務、土木・社寺、民生・福祉、小地域助け合い運動の委員会制で、事務分掌によって役割分担化されています。
 隣保は23、隣保長任期は1年。
 防災行動計画に基づき、今年度防災委員会を設置、同計画の実施、啓発にあたっています。また全隣保に防災委員を配置して災害初動期に備えています。
女性団体は、全戸加入の婦人部。
 長寿会(老人クラブ)は、約140人の会員で、集落事業の中核を担っています。
 福祉推進委員会は、副区長のもとに民生委員を軸として、民生協力委員、隣保長、ボランティア協力委員(各隣保2~3人)で構成しています。
 消防、子供会、体育振興委員、文化委員、交通安全、補導など各分野で活動しています。
コミュニティセンター
第10回美術展モニュメント

第10回美術展モニュメント

 21年前に集会場(コミュニティセンター)が新築されました。地域コミュニティの拠点として、夜間照明の付いていない夜はないぐらい利活用の多い施設です。集会場の電気代が住民力のバロメーターともいわれていますので、元気な集落といえます。
 施設清掃は、月2回、隣保の順番で行っています。
 コミセン建設を機に集落内の葬儀が執り行われています。村が祭壇を所持、貸し出しています。現在はコミセン運営委員会の有償ボランティアで運営されています。
 有志による美術展は開館記念催事として始まり、毎年実施、21回を数えています。地域コミュニティ単位の文化祭の草分けといえます。
のこぎり屋根

のこぎり屋根

のこぎり屋根

 先染め織物の播州織りは西脇市を中心とした産地ですが、中村町にも多くの織物工場がありました。のこぎり屋根の工場からは、ガチャ、ガチャと織機の音が聞かれました。西日本一円から工場に就職の女子従業員でにぎわいました。現在操業されている工場はわずかですが、今も残るのこぎり屋根に往時がしのばれます。
まつり

天神祭(祇園神社にて)

 1月の戎神社大祭、4月の天神社大祭、7月の祇園神社大祭と、1年に3つの大きな祭典が催されます。これ以外には、1月のとんど、8月の地蔵盆、10月のだいじゅんさんがあります。
 ぎおんさんには商店街が歩行者天国になり、当地域最大の夏祭りになります。
鍛冶屋線

あかね坂公園

あかね坂公園

 鍛冶屋線が廃線になって20年がすぎました。同線67年の間、中村町駅が町の玄関口として栄えてきました。駅がなくなってもその一帯は駅前と呼んでいます。
 その跡地はあかね坂公園と呼ぶ広場に再生され、県のコミュニケーション型県土づくりモデル事業として活用しています。
 その活動が評価され、国交省の「手づくり郷土賞」を 年に受賞しています。
 そこに移転の「いっぷく地蔵」にはお参りが絶えません。8月には、長寿会、子供会を中心に地蔵盆が催されます。12月には、シンボルツリーのもみの木などがイルミネーションに輝きます。
防災行動計画

隣保での消火訓練

 杉原川を背にした集落としての防災コミュニティの構築に向けて、09年度に「中村町防災行動計画」を策定しました。10年度からそれに基づく実施を図っています。
 初動期の要は隣保と定義、隣保単位の災害時活用世帯調査表を作成、災害時の連絡先などを把握しています。また隣保単位の防災訓練を実施、心肺蘇生・AED実習など日頃の備えを積み上げています。

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